「生ききる」こと
毎週火曜日の夜10時から45分間、NHKで「プロフェッショナル」という番組をやっています。

いろいろな分野で活躍なさっている方が、

それぞれの仕事について紹介したり、

自分の仕事の流儀について話したりする番組です。

(たぶん、「プロジェクトX」の後釜として始まった番組だと思います)

今日は、がん治療専門看護師の方が紹介されていました。

大阪市内にあるホスピスで働いておられるそうです。

この方は、もう20年もホスピスで看護師をしておられるのだそうです。

この方がおっしゃっていた言葉に、とても強くこころを打った言葉がありました。

「『終わった』のではなく、『生ききった』」

病気で命が終わっていくのではなく、

自分のいのちを、人生を、最後まで希望を持って「生ききった」と表現しておられました。

そして、

「なぜ、ホスピスで働き続けているのか」という問いに、

「患者さんから『生ききった』ことのパワーをもらっているから」と答えておられました。

この、「生ききった」という言葉に、

わたしは何と言っていいのか分からない気持ちがありました。

ただ、漫然とその日をすごし、終わるときを待ったのではなく、

「生ききった」のです。

どの患者さんも、そう長くはない時間を、自分のものとして、精一杯過ごしたのでしょう。

そして、

この看護師さんは、ずっとそのような患者さんたちのそばにいて、

一緒に日々を過ごしてきたのでしょう。

まさしく、「臨床」という言葉だとおもいます。

この方は、患者さんたちの話を聞かせてもらうときに、

ベッドのそばに膝をついてお話しされていました。

患者さんがおられるベッド(=床)の傍らに膝をついて、

患者さんのその時その時に寄り添って(=臨む)こられたのです。

たとえ、職種は違ったとしても、

私もこのような気持ち、姿勢をもう一度思い出し、

大切にしたいと思いました。

そして、わたしも、日々接するクライエントさんも、そのほかの大切な人たちも、

いつか自分の人生を「生ききる」その日まで、「生ききろう」としているのです。

そのことをいつもこころの中においておきたいと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、目覚まし時計の電池を変えていません(^_^;)

あれま(笑)


未分類トラックバック(0) | コメント(1) | top↑
<<再発!? | ホーム | 気が付けば(笑)>>
「生ききった」という言葉は非常に印象的ですね。こういった「生ききる」ということには、患者さんのQOLにも関わってくるものだと思います。
患者さんのそういった「生ききる」姿というものに、人の中の「たましい」というものの存在を感じて止みません(こんなことを書くからユングが好きだと思われるのですが)。
キューブラ・ロス女史が「死ぬ瞬間」で書かれていたのも、こういった患者さんの「生ききる」姿なのでしょうね。
そういった患者さんの姿に寄り添うということはまさに「臨床」という言葉がピッタリだと思います。こういった看護師の方の姿勢から学ぶものも非常に大きなものがありますね。
【2008/06/25 22:05】URL | sinririnshouka #-[ 編集]
















管理者にだけ表示を許可する
トラックバックURL
http://nanohananohitorigoto.blog61.fc2.com/tb.php/57-b192c513
| ホーム |
プロフィール

Author:なのはな
誕生日:5月13日(祝ってください・笑)
好:春、甘いもの、かわいいもの、ぬいぐるみ、睡眠、休日、調和、書くこと
嫌:冬、おばけ、チーズ、ネギ、面倒なこと、もめごと
苦手:運転、初めてのこと、部屋の片づけ、臨機応変、整理整頓(笑)
大嫌(笑):車線変更、片道3車線以上の道路
ブログについて:日常のつれづれをのんびりゆっくりかたります(^-^)

最近のトラックバック
カテゴリー
ブログ内検索
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード